【Pythonによるデータ分析入門】データ収集から可視化までの実践的なステップとサンプルコードを徹底解説!

※関数の書き方・実行結果に誤りがあるケースがあります。随時修正中です。また誤りに気づかれた方はこちらからご連絡頂きますとめちゃ嬉しいです。

目次

今回の講座の導入文

みんな、こんにちは!今回はデータ収集と前処理について学ぶで!データって言うたら、今やどこにでもあるもんやけど、ちゃんと使えるデータにするためには、いろんな手順が必要なんよ。例えば、野菜を収穫してから料理するまでのプロセスみたいなもんや。収穫しただけでは美味しい料理にはならんやろ?泥を落としたり、切ったり、調味料を入れたりせなあかん。

データも同じで、まずはどっから持ってくるか決めて、どうやって集めるか考えなあかん。そして、集めたデータを綺麗にして、使いやすくする作業が大切なんよ。これが「前処理」ってやつや。

この講座では、データソースの選び方や収集方法、さらにはデータのクリーニングや可視化の手法まで学んでいくで!手を動かしながら楽しく学んで、一緒にデータの世界を探検しような!

① データソースの選択と収集方法の決定

さて、まずはデータソースの選択から始めようか!データを収集するには、どこからそのデータを取ってくるかを決める必要があるんや。ここでは、いくつかの選択肢を紹介するで。

公開データベース

まずは、政府や企業が公開しているデータベースやオープンデータがあるで。これらのデータは誰でもアクセスできるから、手軽に使えるんや。たとえば、気象データや経済指標などがあるな。

Webスクレイピング

次に、Webスクレイピングや。これは、ウェブサイトからデータを自動的に収集する方法や。たとえば、商品価格やレビューを集めたいときに便利やで。ただし、ウェブサイトの利用規約を確認して、スクレイピングが許可されてるか注意せなあかん。

API利用

それから、API(Application Programming Interface)を利用する方法もあるで。これは、アプリケーション同士がデータをやり取りするための窓口や。例えば、TwitterやGitHubのAPIを使えば、それぞれのプラットフォームからデータを簡単に取得できるんや。

収集方法の決定

データソースを選んだら、次は収集方法を決めるんやけど、自分がやりたいことに合った方法を選ぶのが大事やで。どの方法が一番効率的か、また、どれが自分にとってやりやすいかを考えような。

このステップをしっかり押さえておけば、後のデータ収集がスムーズに進むで!次は、実際にWebスクレイピングやAPIを使ってデータを収集する方法を学んでいくで!

② WebスクレイピングまたはAPI利用の実践

さて、次は実際にデータを収集する方法、WebスクレイピングとAPI利用について具体的にやっていくで!ここではそれぞれの方法を使った実践例を見ていくから、手を動かしながら楽しんで学んでいこうな。

Webスクレイピングの実践

まずはWebスクレイピングからや!Pythonには、BeautifulSoupやrequestsモジュールを使うて、簡単にウェブサイトから情報を引っ張ることができるんや。以下のコードを参考にしてみてな。

import requests
from bs4 import BeautifulSoup

url = 'https://example.com'  # スクレイピングしたいウェブサイトのURL
response = requests.get(url)

soup = BeautifulSoup(response.text, 'html.parser')

# 例:特定の要素を抽出する
titles = soup.find_all('h2')  # h2タグの内容を取得
for title in titles:
    print(title.text)

このコードでは、指定したURLからHTMLを取得して、h2タグの内容を取り出して表示してるで。自分が必要な情報に応じて、タグやクラスを変更してみてな!

API利用の実践

次にAPI利用についてや。APIを使うと、特定のデータを簡単に取得できるんや。例えば、Twitter APIを使ってツイートを取得する場合は、以下のようなコードになるで。

import requests

# APIのエンドポイント
url = 'https://api.twitter.com/2/tweets?ids=YOUR_TWEET_ID'
headers = {
    'Authorization': 'Bearer YOUR_ACCESS_TOKEN',  # アクセストークン
}

response = requests.get(url, headers=headers)
data = response.json()

# ツイートの内容を表示
print(data['data']['text'])

ここでは、特定のツイートIDを指定して、そのツイートの内容を取得してるんや。APIを使うためには、事前にAPIキーやトークンを取得する必要があるから、注意してな。

まとめ

WebスクレイピングとAPI利用、どちらもそれぞれのメリットがあるから、やりたいことに応じて使い分けるとええで!次は、収集したデータのクリーニングと正規化について学んでいくから、お楽しみに!

③ 収集データのクリーニングと正規化

さて、データを収集したら次にやらなあかんのが、収集データのクリーニングと正規化や!生データはそのままでは使えへんことが多いから、しっかりと整えていこうな。

データクリーニングの重要性

データクリーニングって言うのは、データの質を向上させるためのプロセスや。具体的には、以下のようなことをするで。

  • 欠損値の処理:データに空白や欠けてる値があったら、そのままでは分析ができへん。欠損値を削除するか、平均値や中央値で埋める方法があるで。
  • 異常値の検出:極端に大きい値や小さい値がある場合、そのデータが間違ってる可能性があるから、確認して必要であれば削除したり修正したりする必要があるんや。
  • 重複データの排除:同じデータが重複していると無駄な計算が増えるから、重複を取り除くことが大事やで。

データクリーニングの実践

具体的にPythonを使ってデータクリーニングをしてみよう。ここでは、Pandasライブラリを使うで。以下のコードを参考にしてみてな。

import pandas as pd

# データの読み込み
df = pd.read_csv('data.csv')

# 欠損値を確認
print(df.isnull().sum())

# 欠損値を平均値で埋める
df.fillna(df.mean(), inplace=True)

# 異常値の検出(例:年齢が150以上は異常と見なす)
df = df[df['age'] < 150]

# 重複データを削除
df.drop_duplicates(inplace=True)

# クリーニング後のデータを表示
print(df.head())

このコードでは、CSVファイルからデータを読み込み、欠損値を平均値で埋め、異常値を削除し、重複データを排除してるで。データの質が上がると、分析の精度も向上するから、しっかりやっていこうな!

データ正規化のポイント

次にデータの正規化やけど、これはデータを一定の範囲に揃えるプロセスや。特に、異なるスケールのデータを扱うときに有効やで。例えば、身長と体重を同じスケールに揃えることが必要や。

  • Min-Maxスケーリング:データを0から1の範囲にスケーリングする方法や。
  • Zスコア正規化:データの平均を0、標準偏差を1にする方法や。

データ正規化の実践

ここでも、Pandasを使ってデータの正規化をするで。以下の例を見てみてな。

from sklearn.preprocessing import MinMaxScaler

scaler = MinMaxScaler()

# 特定のカラムを正規化
df['age'] = scaler.fit_transform(df[['age']])
df['height'] = scaler.fit_transform(df[['height']])

# 正規化後のデータを表示
print(df.head())

このコードでは、MinMaxScalerを使って年齢と身長を0から1の範囲に正規化してるんや。データを整えることで、分析やモデルの精度が上がるから、しっかりやっていこうな!

次は、クリーニングしたデータを使って探索的データ分析(EDA)を実施していくで!お楽しみに!

④ 探索的データ分析(EDA)の実施

さて、データのクリーニングと正規化が終わったら、次は探索的データ分析(EDA)や!EDAは、データを深く理解するために重要なステップやで。データの特徴やパターンを見つけることで、今後の分析やモデル構築に役立つ情報を得ることができるんや。

EDAの目的

EDAの主な目的は以下の通りや。

  • データの分布を理解する:各変数の分布を確認することで、どんなパターンがあるかを知ることができるで。
  • 相関関係を探る:変数同士の関係を調べて、どの変数が影響し合っているかを見つけるんや。
  • 異常値や外れ値を確認する:データに異常値がないか再確認して、分析の精度を上げるための準備をするで。

EDAの実践

ここでも、PythonのPandasやMatplotlib、Seabornを使ってEDAを実施する方法を紹介するで。以下の例を参考にしてみてな。

データの基本情報を確認

まずは、データセットの基本情報を確認することから始めよう。

import pandas as pd

# データの読み込み
df = pd.read_csv('data.csv')

# 基本情報を表示
print(df.info())
print(df.describe())

このコードでは、データの基本的な情報や統計量を表示して、全体の概要を把握してるで。

データの分布を可視化

次に、データの分布を可視化してみよう。ヒストグラムやボックスプロットを使うのが一般的や。

import matplotlib.pyplot as plt
import seaborn as sns

# ヒストグラム
plt.figure(figsize=(10, 5))
sns.histplot(df['age'], bins=30, kde=True)
plt.title('Age Distribution')
plt.xlabel('Age')
plt.ylabel('Frequency')
plt.show()

# ボックスプロット
plt.figure(figsize=(10, 5))
sns.boxplot(x=df['height'])
plt.title('Height Distribution')
plt.xlabel('Height')
plt.show()

このコードでは、年齢の分布をヒストグラムで、身長の分布をボックスプロットで可視化してるで。こうやって視覚的にデータを確認することで、どんな特徴があるかを理解できるんや。

相関関係を調べる

最後に、変数同士の相関関係を調べるために、相関行列を作成してヒートマップで可視化するで。

# 相関行列を計算
correlation_matrix = df.corr()

# ヒートマップの作成
plt.figure(figsize=(12, 8))
sns.heatmap(correlation_matrix, annot=True, cmap='coolwarm', fmt='.2f')
plt.title('Correlation Matrix')
plt.show()

このコードでは、データの相関行列を計算して、ヒートマップで表示してるんや。これで、どの変数が強い相関を持っているかが一目でわかるで。

まとめ

探索的データ分析(EDA)は、データを深く理解するための大切なステップや。データの分布や相関関係をしっかり確認することで、次の分析やモデル構築に役立つ情報を得ることができるんや。次は、収集したデータを可視化して、初期洞察を共有するステップに進んでいくで!お楽しみに!

⑤ データの可視化と初期洞察の共有

さあ、最後にデータの可視化とその結果をみんなに共有するステップや!データの可視化は、分析結果を分かりやすく伝えるためにめっちゃ重要なんや。良い可視化は、データのストーリーを語ってくれるで!

データ可視化の重要性

データを可視化することで、以下のようなメリットがあるんや。

  • 理解を深める:視覚的にデータを表現することで、複雑な情報を簡潔に理解できるようになるで。
  • パターンの発見:グラフを見ていると、データの中に隠れたパターンやトレンドが見えてくることがあるんや。
  • 意思決定を支援:可視化した結果を用いることで、データに基づいた意思決定がしやすくなるで。

可視化の実践

ここでは、MatplotlibやSeabornを使ってデータを可視化する方法を見ていくで。データの可視化には、いろんな種類のグラフがあるけど、まずは基本的なものからやってみよう。

散布図の作成

散布図は、2つの変数間の関係を視覚化するのに使えるグラフや。例えば、年齢と身長の関係を見てみるで。

plt.figure(figsize=(10, 5))
sns.scatterplot(x='age', y='height', data=df)
plt.title('Age vs Height')
plt.xlabel('Age')
plt.ylabel('Height')
plt.show()

このコードでは、年齢と身長の散布図を作成してるで。データの分布や相関関係を確認するのに役立つんや。

棒グラフの作成

次に、カテゴリカルデータを可視化するために棒グラフを使ってみよう。例えば、性別ごとの平均身長を比較する場合や。

plt.figure(figsize=(10, 5))
sns.barplot(x='gender', y='height', data=df)
plt.title('Average Height by Gender')
plt.xlabel('Gender')
plt.ylabel('Average Height')
plt.show()

このコードでは、性別ごとの平均身長を棒グラフで表示してるんや。こうすることで、性別による違いが一目でわかるで。

ヒートマップの再利用

前に作成した相関行列のヒートマップも、初期洞察を共有する際に役立つで。これを再利用して、データの相関を強調するのもええな。

plt.figure(figsize=(12, 8))
sns.heatmap(correlation_matrix, annot=True, cmap='coolwarm', fmt='.2f')
plt.title('Correlation Matrix')
plt.show()

初期洞察の共有

可視化が終わったら、得られた初期洞察をチームや関係者と共有するんや。具体的には、

  • どのようなパターンやトレンドが見えたのか?
  • どの変数が重要であったのか?
  • どんな意思決定が考えられるのか?

これらをまとめて発表することで、次のステップに進むための基盤を築けるで。

まとめ

データの可視化と初期洞察の共有は、分析の最終ステップや。しっかりと可視化を行って、得られた知見をチームに伝えることで、より良い意思決定ができるようになるんや。これで、データ収集から分析、可視化までの流れを一通り学んできたで。これからも自分のプロジェクトで活かしていってな!お疲れさん!

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