【Pythonのforループ完全マスター】基本構造からネスト、break・continue文まで徹底解説!

※関数の書き方・実行結果に誤りがあるケースがあります。随時修正中です。また誤りに気づかれた方はこちらからご連絡頂きますとめちゃ嬉しいです。

目次

Pythonプログラミングの基礎

みんな、Pythonの世界へようこそ!今日は「forループ」について学ぶで。これ、プログラミングの中でもめっちゃ大事な部分やねん。例えば、毎朝同じ時間に起きるためのアラームみたいなもんや。繰り返し同じ動作をすることで、効率的にタスクをこなせるようになるんや。

  • メリット: forループを使うと、同じ処理を何回も書かんでも済むから、コードがスッキリするし、ミスも減るんや。これがあると、プログラムの動きが早くなるし、保守性も上がるで。

  • 例え話: 例えば、毎日同じ時間に起きるアラームをセットしたとするやろ?そのアラームが毎日鳴る度に、起きなあかんって思うやんか。これが「forループ」。毎日同じことを自動でやってくれる、便利な機能やねん。

それでは、forループがどんなもんか、さっそく見ていこうか!

① for文の基本構造:イテラブルオブジェクトの反復処理

さて、まずはfor文の基本構造を見ていくで!for文は、イテラブルオブジェクト(リストやタプル、文字列など)を使って、その中の要素を1つずつ取り出して処理するためのもんや。

for文の基本構造

for文の基本的な書き方はこんな感じや。

for 変数 in イテラブルオブジェクト:
    処理
  • 変数: 取り出した要素を一時的に入れておく箱みたいなもんや。
  • イテラブルオブジェクト: 繰り返し処理したいデータの集まりや。リストや文字列、辞書なんかがこれにあたるで。

具体的な例

例えば、リストに入った果物の名前を1つずつ出力してみるで。

fruits = ["りんご", "ばなな", "みかん"]

for fruit in fruits:
    print(fruit)

このコードを実行すると、「りんご」「ばなな」「みかん」が順番に表示されるんや。これがfor文の力やで!要素を1つずつ取り出して、処理を行うことができるんや。

これでfor文の基本構造はバッチリやな!次は、range()関数を使ったループを見ていこうか。どんな面白いことができるか、お楽しみに!

② range()関数を使用したループ

次は、range()関数を使ったループについて説明するで。このrange()関数は、指定した範囲の数値を生成してくれる便利な関数なんや。これをfor文と組み合わせることで、繰り返し処理をより柔軟にすることができるで。

range()関数の基本的な使い方

range()関数の基本的な書き方はこんな感じや。

range(開始値, 終了値, ステップ)
  • 開始値: ループを始める数(デフォルトは0や)。
  • 終了値: ループを終わる数(この数は含まれへんで)。
  • ステップ: 数字の増減幅(デフォルトは1や)。

具体的な例

例えば、1から5までの数字を出力してみるで。

for i in range(1, 6):
    print(i)

このコードを実行すると、1, 2, 3, 4, 5が順番に表示されるんや。range(1, 6)は1から5までの数を生成しているからやで。

ステップを使った例

もし2ずつカウントアップしたい場合は、ステップを指定してみよう。

for i in range(0, 10, 2):
    print(i)

この場合、出力は0, 2, 4, 6, 8になるんや。これで、特定の間隔で数値を生成できるのがわかるやろ?

range()関数を使うことで、数値のループを簡単に制御できるから、ぜひ覚えておいてな!次はenumerate()関数を使って、インデックスと要素を同時に取得する方法を見ていこう!楽しみにしててや!

③ enumerate()関数:インデックスと要素の同時取得

次は、enumerate()関数についてやで!この関数は、リストやタプルの要素とそのインデックスを同時に取得できる、めっちゃ便利な機能や。普通のforループでは、要素しか取り出せんけど、enumerate()を使うことで、要素の位置もわかるようになるんや。

enumerate()関数の基本的な使い方

enumerate()の基本的な書き方はこうや。

for インデックス, 要素 in enumerate(イテラブルオブジェクト):
    処理
  • インデックス: 要素の位置を示す数値や。
  • 要素: 実際のデータのことや。

具体的な例

例えば、果物のリストからインデックスと要素を同時に取り出してみるで。

fruits = ["りんご", "ばなな", "みかん"]

for index, fruit in enumerate(fruits):
    print(f"インデックス: {index}, 要素: {fruit}")

このコードを実行すると、以下のように出力されるんや。

インデックス: 0, 要素: りんご
インデックス: 1, 要素: ばなな
インデックス: 2, 要素: みかん

これで、各果物がどの位置にあるかもわかるようになるんや。特に、リストの要素に対して何か処理をしながらインデックスも利用したいときに、めっちゃ役立つで!

開始インデックスを変更する

enumerate()には、開始インデックスを指定することもできるんや。デフォルトは0やけど、例えば1から始めたいときはこう書くで。

for index, fruit in enumerate(fruits, start=1):
    print(f"インデックス: {index}, 要素: {fruit}")

この場合、出力は1, 2, 3から始まることになるんや。

enumerate()を使うことで、インデックスと要素を簡単に同時に取得できるから、ぜひ使ってみてな!次は、ネストしたforループと多重リストの処理について見ていくで。お楽しみに!

④ ネストしたforループと多重リストの処理

さて、次はネストしたforループについてや!ネストとは、あるループの中に別のループを入れることを指すんや。このテクニックを使うと、多次元のデータ(例えば多重リスト)を処理するのにめっちゃ便利やで。

ネストしたforループの基本構造

ネストしたforループはこんな感じや。

for 外側の変数 in 外側のイテラブルオブジェクト:
    for 内側の変数 in 内側のイテラブルオブジェクト:
        処理
  • 外側の変数: 外側のループで使う変数や。
  • 内側の変数: 内側のループで使う変数や。

具体的な例

例えば、2次元リスト(リストの中にリストが入っている状態)を使って、各要素を表示してみるで。

matrix = [
    [1, 2, 3],
    [4, 5, 6],
    [7, 8, 9]
]

for row in matrix:
    for element in row:
        print(element)

このコードを実行すると、1から9までの数字が順番に表示されるんや。外側のループが行を処理して、内側のループがその行の要素を処理するって感じや。

インデックスを使った例

もし、要素の位置も知りたい場合はenumerate()を使ったネストもできるで。

for row_index, row in enumerate(matrix):
    for col_index, element in enumerate(row):
        print(f"行: {row_index}, 列: {col_index}, 要素: {element}")

この場合、出力は以下のようになるんや。

行: 0, 列: 0, 要素: 1
行: 0, 列: 1, 要素: 2
行: 0, 列: 2, 要素: 3
行: 1, 列: 0, 要素: 4
行: 1, 列: 1, 要素: 5
行: 1, 列: 2, 要素: 6
行: 2, 列: 0, 要素: 7
行: 2, 列: 1, 要素: 8
行: 2, 列: 2, 要素: 9

これで、多重リストを扱う際のネストしたforループの基本はしっかり理解できたかな!複雑なデータ構造を扱うときに、ネストしたforループはめっちゃ役立つから、ぜひ使いこなしてな!次は、break文とcontinue文を使ったループの制御について見ていくで。楽しみにしててや!

⑤ break文とcontinue文:ループの制御

さて、最後はループの制御に使うbreak文とcontinue文についてやで!これらの文を使うことで、ループの動きに柔軟性を持たせることができるんや。

break文の使い方

break文は、ループを途中で終了させるための文や。特定の条件を満たしたときにループを抜けたいときに使うで。

具体的な例

例えば、1から10までの数字をカウントして、5になったらループを終了する例を見てみよう。

for i in range(1, 11):
    if i == 5:
        break
    print(i)

このコードを実行すると、出力は以下のようになるんや。

1
2
3
4

5のときにbreakが実行されて、ループが終了したからや。これで、特定の条件でループを抜ける方法がわかったな!

continue文の使い方

次はcontinue文や。continue文は、ループの現在の反復をスキップして、次の反復に移るための文や。特定の条件を満たしたときに、その処理を飛ばしたいときに使うで。

具体的な例

例えば、1から10までの数字をカウントして、偶数のときだけスキップする例を見てみよう。

for i in range(1, 11):
    if i % 2 == 0:
        continue
    print(i)

このコードを実行すると、出力は以下のようになるんや。

1
3
5
7
9

偶数のときにcontinueが実行されて、その処理を飛ばして次の数字に移ったからや。これで、特定の条件でループの処理をスキップする方法も理解できたな!

まとめ

  • break文はループを途中で終了させる。
  • continue文は現在の反復をスキップして、次の反復に移る。

これらの文を使いこなすことで、より柔軟なループ処理ができるから、ぜひ覚えておいてな!これで、forループに関する基本的な知識はバッチリや!次のステップへ進む準備は整ったかな?がんばってな!

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