【自然言語処理の基礎】固有表現抽出とタグ付けの実践!NLTKを使った実例と可視化法を学ぼう!

※関数の書き方・実行結果に誤りがあるケースがあります。随時修正中です。また誤りに気づかれた方はこちらからご連絡頂きますとめちゃ嬉しいです。

目次

自然言語処理(NLP)の基礎へようこそ!

みんな、こんにちは!今日は自然言語処理(NLP)っていう、ちょっと面白いテーマについて学んでいくで。NLPは、コンピュータが人間の言葉を理解したり使ったりするための技術やプロセスを指すんやけど、これを使うことで色んなことができるようになるんや。

メリット

  • コミュニケーションの向上: 人間とコンピュータのやり取りがスムーズになるから、質問に答えたり、情報を引き出したりするのが簡単やで。
  • データの分析: 大量のテキストデータを処理して、役立つ情報を抽出することが可能になるんや。
  • 自動化: ルーチンな作業を自動化できるから、時間を節約できるで。

例え話

例えば、あなたが友達に「最近のおすすめの映画は?」って聞いたとするやろ?友達が「それを見たら、心が温かくなるで!」って返してくれたら、なんか見たくなるやん?これと同じように、NLPを使うことでコンピュータも人間の言葉を理解して、私たちに役立つ情報を返してくれるんや。

さあ、これから品詞タグ付けや固有表現抽出について、楽しく学んでいこうな!

品詞(名詞、動詞、形容詞など)の概要

さて、まずは品詞についてお話ししようか。品詞は、言葉をグループ分けするためのカテゴリーみたいなもんや。言葉の役割によって、名詞や動詞、形容詞などに分かれるんやけど、それぞれどんな役割があるんか、見ていこう!

名詞

名詞は、物や人、場所の名前を表す言葉や。例えば「犬」や「東京」なんかが名詞やね。具体的なものを指すから、文章の中でも重要な役割を果たすで。

動詞

動詞は、動きや状態を表す言葉や。「走る」や「食べる」みたいなアクションを表現するんや。文章の中で動作を示すから、これまた大事な要素やな。

形容詞

形容詞は、名詞を修飾する言葉や。例えば「大きい犬」や「美味しいケーキ」みたいに、名詞の特徴を教えてくれるんや。これがあることで、文章がもっと豊かになるで。

副詞

副詞は、動詞や形容詞、または他の副詞を修飾する言葉や。「速く走る」や「とても美味しい」みたいに、動作の様子や程度を詳しく伝えてくれるんや。

その他の品詞

他にも、接続詞や前置詞、代名詞など色々な品詞があるけど、基本的にはこれらの品詞を理解することで、文章を解析する基礎ができるんや。

品詞をしっかり理解することで、次の段階である品詞タグ付けにスムーズに進めるから、しっかり覚えておいてな!次は、NLTKを使った品詞タグ付けについて学んでいこう!

NLTKを使った品詞タグ付けの実践

さてさて、次はNLTK(Natural Language Toolkit)を使って、実際に品詞タグ付けをやってみるで!NLTKはPythonで自然言語処理を行うためのライブラリやから、これを使うことで簡単に品詞をタグ付けできるんや。

NLTKのインストール

まずは、NLTKを使うためにインストールする必要があるで。Google Colabを使ってるなら、以下のコードを実行してみてな。

!pip install nltk

NLTKのインポートとデータの準備

インストールが終わったら、NLTKをインポートして、品詞タグ付けを行うためのテキストデータを準備するで。

import nltk
nltk.download('punkt')
nltk.download('averaged_perceptron_tagger')

text = "私はPythonで自然言語処理を学んでいます。"

トークン化

次に、テキストを単語に分けるトークン化を行うで。これをすることで、各単語に対して品詞を付ける準備ができるんや。

tokens = nltk.word_tokenize(text)

品詞タグ付け

トークン化した単語に対して、品詞タグ付けを行うで。これがNLTKの強みやな。

tagged = nltk.pos_tag(tokens)

結果の表示

最後に、タグ付けされた結果を表示してみよう!

print(tagged)

これを実行すると、各単語に対してその品詞がタグ付けされた結果が得られるんや。例えば、「私は」には名詞のタグが、「学んで」は動詞のタグが付くといった具合や。

これで品詞タグ付けの基本が分かったかな?次は、固有表現について学んでいくで!楽しみにしててな!

固有表現(人名、組織名、地名など)の概念

さて、次は固有表現についてお話しするで!固有表現とは、特定の人や場所、組織などを指す言葉のことを言うんや。要するに、他の言葉とは一線を画す「特別な名前」ってことやな。

固有表現の種類

固有表現にはいくつかの種類があって、代表的なもんを挙げてみるで。

  • 人名: 特定の人物を示す名前や。例えば「山田太郎」や「佐藤花子」なんかが該当するで。
  • 組織名: 企業や団体などの名前や。「株式会社ABC」や「国際連合」などがこれに当たるな。
  • 地名: 特定の場所を指す名前や。「大阪」や「アメリカ合衆国」など、地理的な名称がこれに該当するで。
  • 日時: 特定の日付や時間、例えば「2023年10月」や「午後3時」みたいな表現も固有表現の一部や。

固有表現の重要性

固有表現を正確に識別することは、情報の理解や検索の精度を高めるためにめっちゃ重要やで。例えば、ニュース記事の中で「東京」と「東京大学」が出てきたとき、それぞれが何を指しているのかを理解することで、文章の内容がよりクリアになるんや。

自然言語処理における固有表現抽出

自然言語処理では、この固有表現を自動的に抽出する技術があるんや。これを「固有表現抽出」と言うんやけど、次のセクションではNLTKを使ってその基本を実践してみるで!

固有表現の概念をしっかり理解しておくことで、より複雑なテキスト解析にも対応できるから、しっかり押さえておいてな!次は、NLTKを使った固有表現抽出の基本について見ていこう!

NLTKを使った固有表現抽出の基本

さてさて、次はNLTKを使って固有表現抽出を実際にやってみるで!固有表現抽出を行うことで、文章の中から特定の人名や地名、組織名を自動的に見つけることができるんや。さっそくやってみよか!

NLTKのインポート

まずは、先ほどインストールしたNLTKをインポートするで。さらに、固有表現抽出に必要なリソースもダウンロードしておこう。

import nltk
nltk.download('maxent_ne_chunker')
nltk.download('words')

テキストデータの準備

次に、固有表現を抽出したいテキストを用意するで。例えば、こんな文章や。

text = "大阪大学の山田太郎さんは、アメリカ合衆国に行きました。"

トークン化と品詞タグ付け

固有表現を抽出するためには、まずテキストをトークン化して、品詞タグ付けを行う必要があるで。これまでやったことを再利用して、まずはトークン化とタグ付けを行うんや。

tokens = nltk.word_tokenize(text)
tagged = nltk.pos_tag(tokens)

固有表現の抽出

次に、固有表現を抽出するための処理を行うで。NLTKのne_chunk関数を使うと、固有表現を見つけることができるんや!

named_entities = nltk.ne_chunk(tagged)

結果の表示

最後に、抽出された固有表現を表示してみよう!

print(named_entities)

これを実行すると、文章の中から固有表現が特定され、どの部分が人名や地名、組織名なのかが視覚的に示されるんや。例えば、「大阪大学」が組織名として、「山田太郎」が人名として認識されるはずやで。

これで固有表現抽出の基本が理解できたかな?自然言語処理の中で、固有表現を正しく抽出できることは、データの解析や情報検索において非常に役立つんや。次のセクションでは、タグ付けされたテキストの分析と可視化について見ていくで!楽しみにしててな!

タグ付けされたテキストの分析と可視化

さてさて、最後のセクションやで!ここでは、タグ付けされたテキストの分析とその可視化について学んでいくで。これをすることで、テキストデータの中でどんな情報が含まれているのか、視覚的に理解できるようになるんや。

タグ付けされたテキストの分析

まずは、タグ付けされたテキストの中から、どれくらいの品詞が含まれているのかを分析してみるで。これは、各品詞のカウントを行うことで実現できるんや。

from collections import Counter

# 品詞をカウント
pos_counts = Counter(tag for word, tag in tagged)
print(pos_counts)

このコードを実行すると、各品詞がどれだけ含まれているかがわかるんや。例えば、「名詞が多いな」とか「動詞が少ないな」とか、文章の特徴を掴むことができるで。

可視化の準備

次に、分析結果を可視化してみよう。可視化することで、データの理解がより深まるんや。ここでは、matplotlibライブラリを使ってグラフを描いてみるで。

import matplotlib.pyplot as plt

# 品詞のラベルとカウントを分ける
labels = list(pos_counts.keys())
values = list(pos_counts.values())

グラフの描画

それでは、実際にグラフを描画してみるで!以下のコードで、棒グラフを作成することができるんや。

plt.bar(labels, values)
plt.title('品詞のカウント')
plt.xlabel('品詞')
plt.ylabel('カウント')
plt.xticks(rotation=45)
plt.show()

これを実行すると、品詞ごとのカウントが視覚的に表示されるんや。グラフを見ながら、「このテキストは名詞が多いな」とか「動詞があんまりないな」とか、いろいろ考えることができるで。

まとめ

これで、タグ付けされたテキストの分析と可視化の基本がわかったかな?自然言語処理を使ってデータを分析することで、情報の理解が深まり、意思決定にも役立つんや。今後、もっと複雑なデータを扱うときにも、こうした技術が活かせるから、ぜひ実践してみてな!

これで自然言語処理の基礎は終了や!お疲れさまでした!質問があれば、いつでも聞いてな!次はさらに面白いことを学んでいこう!

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