【FILTER関数】データをスッキリ抽出!使い方・具体例・サンプルコードで徹底解説!

※関数の書き方・実行結果に誤りがあるケースがあります。随時修正中です。また誤りに気づかれた方はこちらからご連絡頂きますとめちゃ嬉しいです。

目次

はじめに

おおきに!今日は「FILTER」関数についてお話しするで。これ、めっちゃ便利な関数やねん。例えば、大きなデータの中から特定の条件を満たすデータだけを取り出すときに使うんや。

一般的な使い方の例

例えば、こんなデータがあるとするで。名前と年齢のリストがあるとして、年齢が20歳以上の人だけを取り出したいときに「FILTER」関数を使うねん。

A列       B列
1  名前     年齢
2  太郎     25
3  花子     19
4  次郎     22
5  美香     18

このデータの中から年齢が20歳以上の人を取り出すには、こんな感じで書くんや。

=FILTER(A2:B5, B2:B5 >= 20)

すると、結果はこんな感じになるで。

A列       B列
1  名前     年齢
2  太郎     25
3  次郎     22

「FILTER」この関数を学ぶメリット

この「FILTER」関数を使うことで、データの中から必要な情報を簡単に引き出せるようになるんや!時間の節約にもなるし、データ分析もスムーズにできるようになるで。ほんまに、データ処理が楽しくなること間違いなしや!

さあ、次は実際に使ってみる方法を見ていこうか!

FILTER関数の基本構文

さてさて、次は「FILTER」関数の基本構文についてや!これを理解しておくと、関数を使うのがもっと楽しくなるで。

FILTER関数の定義と主な引数

「FILTER」関数は、特定の条件を満たすデータをフィルタリング(絞り込む)するための関数や。基本的な構文はこんな感じやで。

=FILTER(範囲, 条件1, [条件2], ...)
  • 範囲:フィルタリングしたいデータの範囲を指定するんや。
  • 条件1:最初の条件を指定する。これに合うデータを持つ行が選ばれるで。
  • [条件2]:必要に応じて追加の条件を指定できる。条件が多いほど、絞り込みが細かくなるんや。

例えば、さっきの例で言うたら、年齢が20歳以上の人を範囲からフィルタリングするために、次のように書くねん。

=FILTER(A2:B5, B2:B5 >= 20)

FILTER関数の返す結果とその特性

「FILTER」関数が返す結果は、条件に合ったデータのリストや。もし条件に合うデータがなかった場合は、エラー(#N/A)が表示されるから注意が必要やで。

この関数の特性としては:

  1. 動的な結果:元のデータが変わったら、結果も自動的に更新されるから、手動で修正せんでもええのが便利や。
  2. 複数条件の設定:条件をたくさん設定できるから、より細かいフィルタリングが可能や。
  3. データの表示:複数の列を一緒に表示できるから、関連する情報をまとめて見れるんや。

この「FILTER」関数を使いこなせば、データ整理がもっとスムーズになるで!さあ、次は実際に使ってみるコツを学んでいこうや!

FILTER関数・具体的な使用例

お待たせしました!ここからは「FILTER」関数の具体的な使用例を見ていくで。実際に使うとどんな感じになるか、一緒に見ていこうや!

基本的な使用方法のデモ

まずは、基本的な使用方法を実際のデータでデモしてみるで。以下のようなデータがあるとするで。

A列       B列
1  名前     年齢
2  太郎     25
3  花子     19
4  次郎     22
5  美香     18
6  健一     30

このデータから、年齢が20歳以上の人だけを取り出したいときは、次のように「FILTER」関数を使うんや。

=FILTER(A2:B6, B2:B6 >= 20)

これをスプレッドシートに入力すると、結果はこんな感じになるで。

A列       B列
1  名前     年齢
2  太郎     25
3  次郎     22
4  健一     30

このように、条件に合ったデータだけが表示されるんや。めっちゃシンプルやろ?

FILTER関数一般的な計算や操作の例

次に、ちょっと複雑な使い方も見てみよう!たとえば、年齢が20歳以上かつ名前の頭文字が「タ」で始まる人を探したいときは、こう書くで。

=FILTER(A2:B6, (B2:B6 >= 20) * (LEFT(A2:A6, 1) = "タ"))

ここで、LEFT(A2:A6, 1) = "タ"は名前の最初の文字が「タ」かどうかを確認する条件や。そして、条件を*(掛け算)でつないでるから、両方の条件を満たすデータだけがフィルタリングされるんや。

もしこの関数を実行したら、結果はこんな感じになるで。

A列       B列
1  名前     年齢
2  太郎     25

このように、複数条件を組み合わせることで、より特定のデータを絞り込むことができるんや。

「FILTER」関数を使うことで、データを簡単に整理できるし、分析もしやすくなるで!さあ、次はもう少し応用的な使い方を見ていこうか!

初歩的なテクニック

さあ、次は「FILTER」関数を使う上での簡単な使い方やコツをお教えするで!これを知っておくと、もっと使いやすくなるからしっかり覚えときや!

【FILTER関数】簡単な使い方やコツ

  1. 範囲をしっかり指定する
    フィルタリングしたいデータの範囲は、正確に指定することが大事や。範囲を間違えると、予期せぬ結果が出ることもあるから注意してな。

  2. 条件をシンプルにする
    複雑な条件を設定すると、どんな結果が出るのか分かりにくくなることがある。それやったら、まずはシンプルな条件から始めて、徐々に複雑にしていく方がオススメやで。

  3. エラー処理を考慮する
    条件に合うデータがない場合、エラー(#N/A)が表示されるから、これを避けたいならIFERROR関数と組み合わせて使うとええで。例えば、こんな感じや。

=IFERROR(FILTER(A2:B6, B2:B6 >= 20), "該当者なし")

これで、条件に合うデータがなかった時に「該当者なし」と表示されるようになるんや。

他の基本関数との組み合わせ

「FILTER」関数は、他の基本関数と組み合わせることで、さらに便利に使えるで!以下はその例や。

  1. SORT関数との組み合わせ
    フィルタリングした結果をさらにソートしたいときは、SORT関数と組み合わせると便利や。例えば、年齢が20歳以上の人を年齢で昇順に並べたい場合は、こう書く。

=SORT(FILTER(A2:B6, B2:B6 >= 20), 2, TRUE)

これで、年齢が20歳以上の人を年齢で並べ替えた結果が得られるんや。

  1. COUNT関数との組み合わせ
    フィルタリングした結果の数を数えたいときは、COUNT関数を使うと便利や。例えば、20歳以上の人が何人いるかを数えたいときは、次のように書くんや。

=COUNTA(FILTER(A2:A6, B2:B6 >= 20))

これで、20歳以上の人の名前の数をカウントできるで。

これらのテクニックを使えば、「FILTER」関数がさらに強力になるし、データ処理がもっと楽しくなるで!次は、もう少し応用的な例を紹介していくで!

便利なシーンでの事例

ここからは、ビジネスや学業などで「FILTER」関数がどう役立つかを具体的な事例を通じて紹介するで!これを知っとくと、実際の場面での活用がイメージしやすくなるから、しっかり見ていこうや!

ビジネスや学業での実用的なケーススタディ

  1. 顧客データのフィルタリング
    たとえば、あなたがビジネスで顧客リストを持っているとする。その中から「東京都」に住んでいる顧客だけを抽出したいときは、FILTER関数が大活躍するで。以下のようなデータがあったとする。

plaintext A列 B列 1 名前 住所 2 田中 東京都 3 山本 大阪府 4 鈴木 東京都 5 佐藤 愛知県

この場合、FILTER関数を使って東京都の顧客だけを抽出するには、こう書くんや。

=FILTER(A2:B5, B2:B5 = "東京都")

これで、東京都に住んでいる顧客だけが表示されるから、マーケティング施策を考えるときにとても便利や!

  1. 成績管理のフィルタリング
    学業での成績管理にも使えるで。例えば、成績表から「80点以上」の学生を抽出したいときのデータがこんな感じや。

plaintext A列 B列 1 名前 点数 2 太郎 75 3 花子 85 4 次郎 90 5 美香 70

ここから80点以上の学生を抽出するには、次のようにFILTER関数を使うんや。

=FILTER(A2:B5, B2:B5 >= 80)

これで、成績が良い学生だけをピックアップできるから、表彰や通知表を作成する際に役立つで!

「FILTER関数」タイムセーブや効率向上の具体的な例

  1. 定期的なレポート作成
    毎月の売上を報告するために、特定の条件(たとえば、地域や売上金額)に基づいてデータを抽出する必要があるときに、FILTER関数を使うと手間が省けるで。たとえば、次のような売上データがあったとする。

plaintext A列 B列 C列 1 日付 地域 売上 2 2023/01 東京 10000 3 2023/01 大阪 15000 4 2023/02 東京 20000 5 2023/02 大阪 25000

ここから、東京の売上だけを抽出するには、FILTER関数を使って次のように書く。

=FILTER(A2:C5, B2:B5 = "東京")

これで、毎月のレポート作成がかなりスムーズになるし、集計作業の時間を大幅に短縮できるで!

  1. プロジェクト管理
    プロジェクトの進捗状況を管理する際にも活用できる。タスク一覧から「未完了」のタスクだけを抽出したい場合、こんなデータがあったとしたら。

plaintext A列 B列 1 タスク名 ステータス 2 タスクA 完了 3 タスクB 未完了 4 タスクC 未完了 5 タスクD 完了

この場合、未完了のタスクを抽出するには、次のように書くで。

=FILTER(A2:B5, B2:B5 = "未完了")

これで、未完了のタスクだけが表示されるから、優先的に取り組むべきタスクが一目でわかるようになるんや。

このように「FILTER」関数を使うことで、ビジネスや学業でのデータ処理がスムーズになり、時間を大幅に節約できるんや!次は、さらに別の応用例を見ていこうか!

FILTER関数の類似の関数や代替の関数との違い

さて、ここからは「FILTER」関数の類似の関数や代替の関数との違いについて説明するで!これを理解しておくと、どの関数を使うべきかが分かりやすくなるから、しっかり聞いといてな!

1. QUERY関数

QUERY関数は、「FILTER」関数と似たようなフィルタリングの機能を持つんやけど、より強力なデータ操作ができるで。SQLに似た文法を使ってデータを抽出できるから、複雑な条件を指定したいときに便利や。

  • 使い方の例
    先ほどのデータを使って、年齢が20歳以上の人を抽出する場合、QUERY関数を使うとこうなる。

=QUERY(A2:B6, "SELECT A, B WHERE B >= 20", 0)

  • 違い
    「FILTER」関数は条件を指定するだけやけど、「QUERY」関数はSQLライクな文法でより複雑なクエリを作成できるから、データの分析や集計に適しているで。

2. SORT関数

SORT関数は、フィルタリング機能はないけれど、データを特定の基準でソートするために使う関数や。フィルタリングしたデータをさらに並べ替えたいときに使うことが多いで。

  • 使い方の例
    先ほどの条件で年齢が20歳以上の人を抽出した後に、その結果を年齢で並べ替えるには、こう書くや。

=SORT(FILTER(A2:B6, B2:B6 >= 20), 2, TRUE)

  • 違い
    FILTER関数はデータを抽出するためのもので、SORT関数はデータを並べ替えるためのもので、役割が全く異なるから、併用することでより効果的にデータを扱えるで。

3. UNIQUE関数

UNIQUE関数は、リストの中から重複を排除してユニークな値だけを抽出するための関数や。あるデータから特定の条件でユニークなデータを取得したいときに役立つで。

  • 使い方の例
    もし、顧客リストから重複を排除してユニークな地域を抽出したい場合は、こう書くんや。

=UNIQUE(B2:B6)

  • 違い
    「FILTER」関数は条件に合ったデータを抽出するのに対して、「UNIQUE」関数は重複を排除してユニークな値だけを表示するから、目的が全然違うんや。

4. IF関数

IF関数は条件に基づいて異なる結果を返すための関数や。FILTER関数とは違って、データをフィルタリングするのではなく、条件に合った結果を返すために使うんや。

  • 使い方の例
    例えば、年齢が20歳以上なら「成人」、それ以外は「未成年」と表示したいときは、こう書く。

=IF(B2 >= 20, "成人", "未成年")

  • 違い
    「FILTER」関数はデータを抽出するのに対して、「IF」関数は条件に基づいて異なる値を返すためのもので、データ処理のアプローチが違うで。

このように、FILTER関数にはいろんな類似関数や代替関数があって、それぞれの特性を理解することで、使いこなしの幅が広がるんや!自分の目的に合った関数を選んで、スプレッドシートを使っていこうや!

まとめと次のステップ

さて、ここまで「FILTER」関数についていろいろと学んできたな!最後に、効果的にこの関数を利用するためのベストプラクティスと、さらなる学びのためのリソースを紹介するで。これを参考にして、スプレッドシートをもっと賢く使いこなそうや!

FILTER関数を効果的に利用するためのベストプラクティス

  1. 範囲を明確に設定する
    フィルタリングしたいデータの範囲を明確に設定することが大事や。行や列を間違えると、意図した結果が得られへんから、最初に確認しとくとええで。

  2. 条件はシンプルに
    複雑な条件は避けて、まずはシンプルな条件から始めると使いやすいで。徐々に条件を追加していくことで、何が上手く行かないかを把握しやすくなるんや。

  3. IFERROR関数との組み合わせ
    フィルタリングした結果が空になる場合、エラーを回避するためにIFERROR関数を使うと便利や。これで、エラーメッセージの代わりに、意味のあるメッセージを表示できるで。

  4. 他の関数との併用を意識
    「FILTER」関数は他の関数と組み合わせることで、さらに強力になるで。SORTCOUNTQUERYなどと併用して、データ処理の幅を広げよう!

  5. 定期的な見直し
    使い続けるうちに条件やデータ範囲が変わることがあるから、定期的に見直して最適化することも大事やで。これで、常に最新の情報を反映できるようになるんや。

関連リソースやさらなる学習のための推奨

  1. Googleの公式ドキュメント
    Googleスプレッドシートの公式ヘルプセンターでは、関数の使い方が詳しく説明されてるから、ぜひチェックしてみてな。特にFILTER関数のページは役立つで!
    Google スプレッドシート関数のリファレンス

  2. YouTubeチュートリアル
    スプレッドシートの使い方を動画で学ぶのもええ方法や。YouTubeには多くのチュートリアルがあるから、「Google スプレッドシート FILTER 関数」で検索してみてな。

  3. オンラインコース
    UdemyやCourseraなどのプラットフォームで、Googleスプレッドシートの使い方に特化したコースがあるから、興味があれば受講してみるとええで。

  4. 実践を通して学ぶ
    最後に、実際に自分でデータを使ってFILTER関数を試してみることが一番の学びや。身近なデータを使って、フィルタリングや条件設定をしてみると、理解が深まるで!

これらを参考にして、FILTER関数を活用していこう!次のステップへ進む準備は整ったかな?新しい技術を習得するのは楽しいから、ぜひ挑戦してみてな!

【FILTER関数】データをスッキリ抽出!使い方・具体例・サンプルコードで徹底解説!

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